WordPressのカスタマイズ依頼でよくある相談事項について。カスタマイズや修正のご依頼のご相談、お見積・管理画面等の確認
更新、バックアップ・復旧・復元関連、サーバー移管・コンテンツ移管など。
WordPressカスタマイズ・修正・復旧・復元 よくあるご質問・ご相談
WordPressのカスタマイズは非常に多様な領域に渡ります。その対応可否や難易度は、導入しているテーマやプラグインの仕様、サーバー環境、そして管理者側の技術リテラシーによって大きく異なります。ご相談時には、具体的な要望に加え、現状の環境や使用テーマ、プラグインの一覧、管理画面の権限などを共有することで、より的確な提案や工数見積もりが得られる可能性が高まります。また、カスタマイズを前提としたサイト設計を行う場合には、将来の運用を見越した「拡張可能な構造」にしておくことが、トラブルを避ける最大のポイントとなります。
カスタマイズ依頼でよくある相談や質問事項
カスタマイズ依頼でよくある相談や質問事項
あるページを編集したいのですが、固定ページや投稿のどこを探しても編集画面が見つかりません。そのようなページでも修正可能ですか?
WordPressオリジナルテーマの場合、テーマファイルを編集する必要がある場合があります。修正やカスタマイズの可否はサーバー内部をご確認後となります。
WordPress管理画面をカスタマイズすることはできますか?
WordPress管理画面をカスタマイズすることは可能です。
「メディア」へのファイルのアップロードサイズの上限を変更することはできますか?
アップロードサイズの上限変更に対応しています。
クレジット決済サブスクリプションによる会員制サイトへの変更はできますか?
WordPressサイトを会員制サイトに変更すし、クレジット決済サブスクリプション機能を設置することは可能です。
既存のWordPressテーマのレスポンシブ化は可能ですか?
WordPressのテーマのレスポンシブ化にも対応しています。
WordPress管理画面情報以外にFTPやサーバーコントロールパネルの情報が必要なのはなぜですか?
WordPress管理画面からのテーマファイルエディタの直接操作は、不具合が起こった時の復旧が難しくなってしまう恐れがある他、サーバー上のセキュリティによりテーマファイルエディタによる編集ができない状態になっている場合もあります。
WordPressのカスタマイズ
WordPressテーマ(テンプレート)のテーマファイルの編集やプラグインの実装などにより、リスト表示の変更やカスタムフィールドの利用、サイトのSEO強化、ビジュアル面・デザイン面での表現向上など、お客さまのニーズに合わせたWordPressのカスタマイズ
最も多い依頼の一つが「トップページのレイアウトを変えたい」というものです。この要望の背景には、「古く見えるデザインを刷新したい」「ファーストビューに動画やバナーを配置したい」「新商品やサービスを目立たせたい」といった目的があります。この種のカスタマイズでは、利用中のテーマの仕様によって難易度が大きく異なります。ビルダー系テーマで構築されていれば比較的簡単にブロックの並び替えやビジュアル変更が可能ですが直接テンプレートを制御しているテーマでは、front-pageやhomeなどのテンプレートファイルに手を加える必要があります。また、サイドバーの位置やフッターウィジェットの数など、構造に関わる変更の場合は、子テーマの導入と、CSS・HTML構造の見直しが必要です。対応の可否や工数は、既存テーマの設計方針とカスタマイズの範囲次第となります。
WordPressはデフォルトで「投稿(post)」と「固定ページ(page)」を用意していますが、業務に応じて「お知らせ」「実績紹介」「事例」「求人」など、独自の投稿タイプ(カスタム投稿タイプ)を追加したいという要望も非常に多くあります。カスタムタクソノミー(カテゴリやタグのような分類機能)を定義することも一般的です。また、多くのWordPressサイトにはお問い合わせフォームが設置されていますが、「送信先のメールアドレスを変更したい」「自動返信メールの文面を編集したい」「入力項目を増やしたい」といった要望がよくあります。基本的な設定変更は管理画面から可能ですが、細かなレイアウト変更やバリデーション(入力チェック)のカスタマイズには、HTML構造やCSSの調整が必要になることもあります。また、送信完了後のサンクスページへのリダイレクトや、スパム防止機能(reCAPTCHA v3の統合など)も、最近では標準的なニーズとして追加されることが多く、セキュリティとユーザビリティを両立させるための設計が求められます。
「ページの表示が重い」「スマホでの読み込みが遅い」といったパフォーマンス面の相談も頻繁に寄せられます。特にGoogleが推進するCore Web Vitalsの観点からも、サイト速度はSEOに直結する重要な指標となっています。速度改善の方法としては、画像の軽量化(WebP化)、キャッシュ機構の導入、不要なスクリプトの読み込み停止、データベースの最適化、サーバー側の設定改善(HTTP/2、有効なgzip圧縮)など、さまざまなアプローチがあります。ただし、テーマやプラグインが乱立しており、それぞれがJSやCSSを読み込んでいるような環境では、根本的な構成の見直しが必要となることもあります。特にビルダー系プラグインを多用している場合は、見た目の自由度と引き換えに速度が犠牲になっていることが少なくありません。
レスポンシブデザインに対応していない、または中途半端にしか対応していないテーマを使っていると、スマートフォンやタブレットでの表示が意図せず崩れることがあります。「ボタンが画面の外にはみ出している」「文字が小さすぎて読めない」「フォームが使いづらい」といった現象が典型的です。この修正では、CSSメディアクエリを活用し、モバイル端末の幅に合わせた表示制御を行います。フレックスボックスやグリッドレイアウトを併用することで、要素の整列や余白の調整も適切に行うことができます。テーマによっては、元々の設計がモバイル非対応である場合もあり、その場合は修正よりも再設計を前提としたリニューアルの方が効率的です。