ホームページ制作においては、無料ホームページを利用するのか、ホームページ制作会社に作成を依頼するのかという選択をはじめ、ホームページ運営にかかる予算の枠組みを決定しておく必要があります。曖昧なままホームページの企画やホームページ制作が完了し、公開に至った場合でもその後の運用に注意を払わないと、目に見えるようなWebマーケティングの成果は現れてきません。
ホームページ公開前の段階としては、どのような目的でホームページを運営していくのか、どのようなWebデザインでどのようなタイプのホームページを利用していくのかという選択の決定がまず必要になり、ホームページ全体の企画が必要になり、その中でも、ホームページを通じてどのようなWebマーケティングを展開していくのかを決定するのが重要です。
ホームページの企画・制作が完了後の運営に関してはノータッチといったケースがありますが、実際のホームページのWebマーケティング効果は、ホームページ公開後でしか確認できないものばかりです。
本格的なホームページ運営のためには、データ分析と改良案の模索が必須です。アクセス解析などの導入と、改良しやすいホームページシステムの導入をしていくことがキーポイントとなります。
WordPressの「お知らせ」や「最近の投稿」について
WordPressの「お知らせ」や「最近の投稿」について。
カテゴリーに関係なく、最新の投稿がリスト反映されます。
これはWordPressシステムにより、自動で反映される機能です。
情報が反映される場所
1.トップページのお知らせ欄(これはリストを弊社が設置したプログラムで機能しています)
2.各ページのサイドバーの「最近の投稿」
カテゴリー分類に基づいて、各ページごとに表示させるものを変える(もしくはページによっては非表示など)場合は条件分岐を利用した有償カスタマイズ(35000円~)が必要になります。
お知らせの重複について
エディタには、ビジュアルモードとテキストモードがあります。
ビジュアルモードで編集すると、周辺のソースコードを巻き込む形で選択してしまうことがあります。その状態で削除すると、巻き込まれた部分も削除されてしまうことがあります。
テキストモードで入念に該当部分を削除すればその部分はなくなります。
消失しているものがあれば、その部分に追記をすれば戻ります。
費用内で対応できる制作範囲
ハイグレードプランではないため、「検索エンジン対策」を優先していたわけではなく、基本的な「検索エンジン対策を含めた設計」にしていました。サービスの重要度変更に応じた形で、意向に沿った修正を実施しておりました。
校正回数超過、貴社編集可能な状態、貴社で編集済み・プラグインの導入等は無償対応はいたしかねます。
メニュー(グローバルメニュー)やロゴの差し替えは、1回であれば対応させていただきます。
方針や状況の変化に応じて既に何度も修正し、校正回数を大幅に超過しているという点に加え
既にエディタで複数回操作されている点や、プラグインなども導入されている等弊社が作成した時点の範囲を超えて自由に操作された場合、各ページ本文内の画像の差し替えは対応いたしかねます。端的には費用内での修正範囲が超過、かつ、貴社操作・対応された部分で不具合や意図と異なった状態になった場合の修正は無償対応できませんのですべて有償となります。
有償対応できる部分のご連絡におきましても具体性とは、該当箇所をどのように修正するかという点であり、(トップページの 「〇〇」の部分に細い線で黒枠をつける など)費用等はそうした点でのみ計算させていただきます。「操作性」等の表現では対応いたしかねますのでご了承ください。
メニュー(グローバルメニュー)の内容変更、ロゴ変更以外はすべて最終請求分の費用内対応はできません。ご案内ご提案につきましても対応いたしかねます。具体的な内容に基づき、お見積りをさせていただく形となります。
また、テーマやプラグインの一部には有料のものもあり、機能面やデザイン性を高めたい場合には、それらの導入費用や年間ライセンス費用が発生することもあります。さらに、セキュリティ対策やバックアップ体制を強化するために外部サービスを活用するケースでは、その分の費用も見込んでおくべきです。
WordPressサイトのブランド価値とファンの獲得
WordPressは単なる集客ツールとしてだけでなく、企業の価値や姿勢、理念を語り、共感を得るための重要な基盤となります。創業時からこの視点を持ち、少しずつでもコンテンツを積み重ねていくことが、やがて「選ばれ続ける会社」へとつながっていきます。中小企業や創業初期の事業者にとって、認知を広げることや問い合わせを増やすことはもちろん重要です。しかし、それ以上に長期的な視点で見ると「信頼を蓄積し、選ばれ続ける存在になる」ことこそが、Web活用の真の目的だといえるでしょう。これを実現するために必要なのが「ブランド価値」の確立と「ファン」の存在です。ブランドという言葉は、大企業のテレビCMや派手な広告キャンペーンを連想しがちですが、実際には「この会社なら安心できる」「この人の話なら聞いてみたい」と思ってもらえる感覚そのものがブランドの正体です。つまり、商品やサービスの品質はもちろん、そこに関わる人、企業の姿勢、発信されるメッセージの一貫性などが総合的に判断され、信頼や共感として蓄積されていくのです。
WordPressサイトによる発信
WordPressサイトは、そのブランド価値を伝える上で非常に有効なメディアです。商品説明だけではなく、「なぜこの事業を始めたのか」「日々どんな価値観で仕事に向き合っているのか」「お客様にどんな体験をしてほしいと思っているのか」といった、企業の“人間らしさ”や“物語”を発信できることが、紙のパンフレットや単なるECサイトと大きく異なる点です。たとえば、工場を持つ町工場が、自社の技術力だけでなく「熟練職人が10年かけて育てた感覚」や「若い社員が挑戦している新しい開発」のようなエピソードをブログで発信すれば、それだけで他社にはない唯一無二の価値が浮かび上がります。これが「技術の高さ+物語性」という形でブランド価値となり、ただの価格比較では測れないファンの心をつかむことにつながります。こうした発信を支えるのが、コンテンツの一貫性とデザインの統一感です。WordPressでは、テーマやテンプレートの活用によって見た目を整えることができますが、重要なのは「誰にどんな印象を与えたいのか」を意識してデザインを選ぶことです。高級感を重視するのか、親しみやすさを打ち出すのか、信頼性や安心感を前面に出すのか。それぞれに応じてカラーやレイアウト、フォントの選定も変わってくるはずです。
「お客様の声」や「実績紹介」で拡大するブランド価値
ブランド価値とは日々の積み重ねでしか得られません。サイトの内容が長期間更新されず放置されていれば、それだけで信頼は低下してしまいます。逆に、事業の変化や成長に合わせてコンテンツも更新されていれば、「この会社は今も進化している」というポジティブな印象を持たれやすくなります。つまり、Webを通じて今ここで生きている会社であることを示すことが、ブランドの維持とファンの定着につながるのです。
ブランド価値を醸成するうえで見逃せないのが「お客様の声」や「実績紹介」です。これは単なる成果報告ではなく、第三者の言葉を通じて信頼を裏づける強力な材料となります。導入事例ページやインタビュー記事などを充実させることで、訪問者は「この会社はちゃんとやってくれる」という確信を持ちやすくなります。そしてそれが、最終的な問い合わせや発注へとつながっていきます。ファン化を進めるためには、定期的な情報発信と双方向のコミュニケーションも不可欠です。ブログ、メールマガジン、SNSの活用などを通じて、ただ一方的に情報を届けるのではなく、反応を受け取り、関係性を育てる姿勢が重要です。特にWordPressとSNSを連携させることで、「記事を読んだ感想」や「自社製品の使用例」といったユーザーの声を拾い、再び発信するという循環が生まれます。これはコミュニティとしての価値を育てる第一歩とも言えるでしょう。